登録団体詳細情報

認定登録団体詳細情報

団体名
玉川大学
団体の種類
学校法人
住所
〒1948610 東京都 町田市 玉川学園6丁目1番1号
電話番号
0427398840
FAX
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E-mail
k-jyugyo@tamagawa.ac.jp
ホームページ
http://www.tamagawa.jp/
指導対象
短大・大学生, 一般人
指導した人数 (実績)
1500
事業内容
学校法人玉川学園は、玉川大学(文・農・工・芸術・教育・経営学部)・大学院並びに併設校の高等部・中学部・小学部・幼稚部を運営し、「全人教育」の理念の元に、教育機関としては人間教育に指導的な役割を果たしてきた。設立2年目のリベラルアーツ学科は、英語コミュニケーション・心理学・ICTなど8つのメジャーを含む学科であり、Plan・Practice・Promoteをモット-に、学際的な研究と学生の主体的活動を主眼とした学科である。
英語教育における実績と全国の指導場所
・玉川学園は創立75周年を迎え、小学部では創設時より英語教育を行っている。また、幼稚部においても、英語の遊びの時間が取り入れられている。 ・本リベラルアーツ学科は平成15年に設立された新しい学科であるが、設立当時からアメリカのリベラルアーツ・カレッジを意識した学際的な教育方針を取り入れ、専門はアメリカの大学院で学ぶことを掲げ、一年次からコミュニケーションを主体とした4単位(セメスター)の英語教育を必修としている。 ・既に文学部に存在したロンドンのエセックス大学、カナダのビクトリア大学に加え、学科独自で、カナダのマラスピナ大学、アメリカのタコマ・コミュニティーカレッジ、ハリウッドの英語によるCG研修などの留学制度を設立し、2年続けて学生を派遣している。 ・一年次からTOEFLやTOEIC英検を積極的に受験させ、コミュニケーションメジャーの学生を対象に、玉川学園幼稚部や公立小学校の英語授業視察も実施している。
教育内容の特色
・母体の玉川学園は、1929年(昭和4年)に小原國芳により「全人教育」を第一の教育信条に掲げて開校された。すなわち、人間形成として真・善・美・聖・健・富六つの価値を調和的に創造することを教育の理想としているが、リベラルアーツ学科はまさしくこうした人間形成や、その教育12信条に掲げられた個性尊重、自学自律、学的根拠に立てる教育、国際教育などを実践している学科である。海外から留学生を多く迎え、これを学生によるボランティアが支えている。 ・玉川学園には、幼稚部・小学部・中学部・高等部が付設され、幼稚部から英語の遊びの時間、小学部からは英語の授業が行われている。 ・2002年10月には、文部科学省「21世紀COEプログラム」において、世界的水準の教育研究拠点として「全人的人間科学プログラム」が採択されたが、この研究の一環として「乳幼児のことばの獲得・発達・学習」を学際領域として学生は学んでいる。定期的に、学生は幼稚部や小学部で日本語、英語を対象とした、ことばの発達のデータ調査を行っている。こうした研究の成果も取り入れた小学校での英語教育を目指す。 ・幼・小・中・高・大の英語教員による英語教育の連携を目指し、定期的に会合を行っている。小学校の英語のカリキュラムも、この委員会(Rise & Shine)で検討される。
小学校英語で一番大切だと思っていること
・言語が一つ増えることで、新たに外国の人々とも話しができる、というコミュニケーションの楽しさを知ってほしい。合わせて世界には様々な文化があり、異なった考え方をする人々が暮らしていることを、また、異文化の人々と共存していくことの大切さを理解しほしい。・玉川学園の小学部では、創立以来、言語教育(英語教育)と国際交流を2つの柱として英語教育を行っているが、この方針を大切にしたい。 ・自己表現する大切さ、自分のことばで語る、表現することのできる人間になるための基礎力を養う。これを、英語を通して実践していきたい。
育成活動内容
・併設校である幼稚部と小学部で、子供達の英語の授業を参観し、また自由な時間に積極的に子供達と英語を使って遊ぶ時間を設けている。 ・毎週、近隣の町田市の公立小学校の英語授業の補助を行う。実際に、担任やALTと共に、1年生から6年生までの英語の授業を行っている。また、当学部は町田市全40校のカリキュラム制作や研修を委託されており、各小学校での研修も、J*SHINE 取得者講師を派遣している。また、毎年夏7月~8月にかけて、無料の公開講座を開催している。近隣の多くの小学校教員や大学生が、英語教授法のスキルアップのために参加している。
抱負
1.コミュニケーションの楽しみ・大切さを育む 日本人の学生は、一般的に自らのことばで表現し、主張することが得意ではない。こうした訓練は小学生の頃から必要であると考える。英語をコミュニケーションの一つの手段として積極的に学ぶことで、日本語でも議論ができる子供達、学生が育つと考える。コミュニケーションの楽しさを味わい、その役割を積極的に考え、実践できる子供を育てる指導者を育成したい。 2.乳幼児のことばの獲得・発達・学習研究の成果を生かす 2002年10月に玉川大学では、文部科学省「21世紀COEプログラム」において、世界的水準の教育研究拠点として「全人的人間科学プログラム」が採択されたが、この研究の一環として「乳幼児のことばの獲得・発達・学習」を研究している。そこでリベラルアーツ学科の学生は、学際領域としてこうした研究結果について講義を受けるだけではなく、定期的に幼稚部や小学部で日本語、英語を対象としたことば発達やことばの発達と日常生活の係り(TVの視聴時間・読み聞かせの時間など)について調査を行っている。このような調査・研究の成果、例えば繰り返し発音することで単語がより容易に記憶できるなどの研究成果を、音声教育にも積極的に取り入れた小学校での英語教育を目指す。 3.J-Shineのプログラムを積極的に取り入れる 既に玉川学園では幼稚部と小学部で英語教育が行われているが、ここで行われてきた英語教育のノウハウを取り入れ、さらに、J-Shineの提供する講座などにも教員、学生共に積極的に参加することで、より新しい教育方法や教材についても勉強する進歩する英語教員を養成したい。また、公立小学校でも実習の場を持たせ、十分に研修に参加させることで、子供達が満足できる授業や教材を提供できる、実践力のある指導者を育成したい。 4.資格を生かし社会に貢献でき人材の育成 新しく誕生したJ-Shine資格を保有する指導者を育成した後は、この指導者達が実際に小学生を指導する機会を得られるように、さらに、小学校における英語教育の必要性を広め、資格を得る過程で得た情報を社会に発信できる人材を育成していきたい。 5.幼稚園・小学校・中学・高校・大学での英語教育の連携を考える 玉川学園では3年前より、Rise & Shineという、幼・小・中・高・大の教員が集まり、英語教育の連携について討論を重ねてきた。小学校英語指導者としての必要なスキル・教育方法・教材のみならず、K-12での英語教育との連携や、それぞれの立場で必要な役割を意識して考えられる指導者を育成したい。
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