登録団体詳細情報

認定登録団体詳細情報

団体名
明海大学  教職課程センター
団体の種類
学校法人
住所
〒2798550 千葉県 浦安市 明海1丁目
電話番号
047-350-4998
FAX
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E-mail
h-ishinabe@meikai.ac.jp
ホームページ
http://www.meikai.ac.jp/02dept/department/kyosyoku.html
指導対象
短大・大学生
指導した人数 (実績)
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事業内容
教職課程センターとして
中高教員養成(英語、日本語)

地域学校教育センターとして、
足立区及び浦安市の小中学校
への英語教育支援
都立高校への日本語支援
足立区民対象生涯学習講座
明海大学あけみ英語村
足立区小中学生との留学生交流会
都立葛西南高校での校内寺子屋
浦安市立小中学校学習補助、校務補助支援
英語教育における実績と全国の指導場所
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教育内容の特色
1年次を基礎力の養成、2年次から将来の目標の設定、3年次以降を自己実現に向けてスキルアップをテーマとし、夢と学びの有機的融合を図る。共通科目として、学修の基礎、人間力形成教育、キャリア形成教育を設けている。専門教育では、複言語能力の育成、教職専門科目の充実を図っている。
小学校英語で一番大切だと思っていること
小学校英語教育を行うためには、まずは、大学という教員養成課程において、小学校の児童の実態、保護者の意識、地域の期待などを踏まえた学修をきちんと行うことが重要である。そのためには、貴団体が長年にわたり実施してきて高い評価を受けている指導者資格認定に基づき、品質保証された学生を養成することが不可欠であると考える。小学校英語を成功させるには、優れた資質をもった教員の小学校への配置が急務であると考える。
育成活動内容
足立区及び浦安市教育委員会と本学との間で連携協定を結び、両自治体の小学校及び中学校への英語教育に関わる支援を行っている。今年度は、両自治体の教員に対し研修を実施した。また、新宿、中野、板橋の小学校と区の研究団体に対し講師を派遣し、校内研究等の支援を続けている。その中にはJ-SHINE資格を視野にいれている者もおり、具体的な指導者育成についてアドバイスをしている。
抱負
本学には小学校課程はないため、小学校教員免許は他大学の通信教育で取得する必要がある。本学教職課程履修学生の意識では、小学校の教員になることについて、また小学校英語の授業を受講することについて下表のようなアンケート調査の結果を得た。
通信教育課程の希望者 1・2年教職科目履修学生 82名中59名希望(71%)
選択科目「小学校英語」履修希望者 1・2年教職科目履修(英米語学科)学生 54名中33名希望(61%)
こうした学生の夢と希望に応えるためには、J-SHINEの資格認定に基づいた小学校英語の講座の開設が不可欠であると考える。
 このため、本学は、2018年度から、J-SHINE資格認定プログラムに基づく、新たな科目「小学校英語基礎概論Ⅰ及びⅡ」(選択・それぞれ2単位)を開講する予定である。
本学は東京都足立区と連携協定を結び、教職課程センターの教員を学校に隔週ごとに派遣して小中学校の英語教育を直接支援している。小学校には足立区独自のアドバイザー制度による日本人の英語指導補助者が配置されているが、これら補助者への任用資格を足立区は、J-SHINE指導者資格としていることは、本学の学生の知るところであり、キャリア教育の1つの指標とされている。
中野区の小学校にはJ-SHINE資格者がおり、研究授業を実施したところ授業参観者からは、指導者の英語運用力が優れており、児童は楽しんで英語を真似たり、コミュニケーションを図ることに意欲的であったと評価された。また、英語の指導案作成には、学校の組織を生かした協力体制を確立することができた。それは、単に英語力があるということではなく、指導計画の作成や教材開発でも校内の中心としてコーディネータとしての役割をする資質をJ-SHINEで学んだからである。J-SHINE指導者の影響力は授業の発信だけではなく、他の研究授業の参観者としてもすぐれた視点を明示できることも研究会の発展に欠かせない側面があったことも記憶に新しい。
J-SHINEの指導者育成共通カリキュラムは、新たに国が設けた「英語教育コアカリキュラム」に準拠しているとともに、新たに実施される小学校学習指導要領の外国語・外国語活動で求めてる内容と合致しているので、新しい英語教育観を身につけられる。しかも、講義と演習のバランスがよいことも特筆できる。
本学では中高の英語免許が得られる教職課程認定を国から受けているが、今後は、小学校の英語に関しても指導資格のある人材を輩出する必要がある。このため、本学と連携協定を結んでいる足立区及び浦安市との協力も得て、学校現場での体験も実施していく。現在、本学学生が実施している学校ボランティア活動もJ-SHINEの資格認定を得られる要素になるとのことであり、ボランティア活動とは言え、資格の取得が伴うのであれば、さらに人気が高まるだろう。
本学の授業は、教員養成のものでも、PCとモニターのみで行われていることが多い。小学校の教育は教材・教具が子供の授業へのかかわりと理解・技能の習得を左右する。手と道具を使う教材作成の基礎・基本を身に付けさせるとともに感性の教育も欠かせない小学校の授業の一端を示すことで、教員を目指す学生の視野を広げる。
 教員養成課程に属さない学生にとっては、1つの資格としてキャリア形成に役立つのみならず、資格の活用を考えることで、夢と学びの融合を図る貴重な体験となる。
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